ひとり親世帯の半分、66歳以上の5人に1人、18~25歳の6人に1人以上が貧困です。更に年齢階層別の貧困率を見ると26~40歳10.8%、41~50歳13.5%、54~65歳13%、66~75歳16.4%、76歳以上23.9%。日本では高齢者が優遇されているとの言説がありますが、事実は高齢者も若い世代も貧困だということです。 pic.twitter.com/ZmMrLIvNBk
— 井上伸@雑誌KOKKO (@inoueshin0) 2021年10月7日
10年前の生活保護バッシングが最も激しかったころ、受給者に対して「スマホを持っている」といったつまらない、くだらない叩きがあった。
その後10年でどうなったか。東南アジアやアフリカの庶民にもスマホが普及した。
シリア難民、アフガニスタンの女性が、スマホのカメラ機能で自分たちの窮状を世界に発信しているのに、日本では生活保護の額を引き下げて、スマホを持てないようにした。
スマホでもなんでも、まず持ってなければイノベーションなんて起こらん。IT教育をいくらやっても、「やってる感」で終わる。
日本人が「貧困」のハードルを高く考えて、「貧困ではない」と考えているうちに、待遇の悪さに見切りをつけて人材流出、頭脳流出も進んでいるようだ。
「待遇」とは、給料だけのことではない。新しいアイディアを柔軟に取り入れ、組織の風通しが良いとか、そういう数値で表現できないこともある。
今の日本は、数字も悪くなったんだけど、なんか数字に表れてないところで閉塞している…。