馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

東京五輪を通じて~。くり上がったサブカル世代と、それがどう見られているのか、という気持ち。

 開会式の「サブカル路線」については、まず前回のリオ閉会式における東京への引継ぎ演出で、マリオが土管に入って安倍首相が出てくるという「安倍マリオ」が国内外で好評を博した経験があり、関係者が味を占めていた、と新聞で報じられている。
 そこがまた小山田圭吾、元ラーメンズ小林賢太郎氏といったサブカル人脈の辞任・解任ラッシュにつながったわけで、全く万事塞翁が馬とはこのことよ。

 

  ワイがキッズだった頃って、ときどき大人(クリエイター)が仮面ライダーネタとかウルトラマンネタやってたけど、そのころ、特に90年代前半って「特撮冬の時代」といわれていたくらい特撮が不振で、思い入れないし、だからネタも面白くなかったんだよね。(「仮面ノリダー」は好きだったかな)
 ※特撮は、「仮面ライダークウガ」以降のいわゆる平成ライダーシリーズから息を吹き返し、再び特撮番組がキッズに定着する。

 
年を取るごとにそういう「自分にかすらないノリ」が少なくなっていって、「他の世代や、好みの違う人は面白いと思ってんのかな」という不安も。
 あー、「呪術」も、「技の説明とか、制度の説明とか、どうでもいいこと長すぎるっすね」といった引っかかりがあるんだけど、そっちの方がいいかもね。