馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

ウマ娘とか、オペラオーの悲劇とか。 ※解説動画を追加。さらに文章を追加した。

inunohibi.hatenablog.com

 アニメ見ないでアプリやらないで「騎手がいないやん」とかディスっていたが、ウイニングチケット(愛称・チケゾー)のストーリーを見ると、鞍上(騎手)のドラマをトレーナーとウマ娘の関係に落とし込んでいて、頑張っていると思った。(上から目線)

 オペラオーはどうなんだろうか。

 
 ところでテイエムオペラオーの悲劇は、騎手に対する批判や、スペら最強世代の後で弱い世代と思われたことだけじゃない。「名前がださい」と、実力に全然関係ないことでも人気を下げた。
 父が「オペラハウス」だから「オペラオー」(テイエムは冠名)なんだが、和英交じりで中途半端に聞こえるし、ここでも最強世代が…。父サンデーサイレンス(日曜)から、スペシャルウィーク(週間)がかっこよすぎたな。

 

 追加。テイエムオペラオーと、鞍上の和田竜二騎手を解説した動画。

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  オペラオーについてよく言われたのが、「騎手がお荷物だった。もっといい騎手だったら三冠馬だった」という評価。

 しかしこれは、4歳時の全勝・主要G1全制覇という輝かしい成績を見てからの結果論も、多少入っている。

db.netkeiba.com オペラオーのレースデータを見ればわかるが、皐月賞馬なのにダービーは3番人気であり、そして3着だった。菊花賞では、2番人気で2着。つまりその時は、競馬ファンも最強と思っていなかった。
 といっても、やはり当時から和田騎手への批判はあった。特に問題になったのは、3歳12月のステイヤーズS(G2)である。

 G1シーズンの終わり近い12月に、オペラオーのような馬がG2に出るのは珍しかった。というわけで、他の出走馬は格下ばかりで、圧倒的な1番人気に推されたが、まさかの2着敗退。
 当時、2ちゃんねるの競馬板がサーバー落ちするほど荒れ、すっかり「和田がお荷物」という見方が定着してしまった。

 

 その他、過去のツイ。

  さらに追加。

dic.nicovideo.jp

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