馬と鹿と野と郎の日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

岩波が大和朝廷を再評価した本。

 岩波書店といえば左翼。それは間違いないけれど、岩波にはアカデミズムの成果を世に送り出すという社会的使命もあり、狭い「左翼」のイメージに収まらないユニークな本だってある。

 岩波新書の歴史シリーズでも、たとえば「日本古代史4」の吉川真司「飛鳥の都」では、近年流行の「聖徳太子の業績や、大化の改新は(日本書紀の)作り話」という見解に抗して、大和朝廷を再評価していた。
 各執筆者の個性が出すぎているので、初心者向けではないかもしれないが、歴史好きは食わず嫌いせずに読んでほしい。

 

飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)

飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)

  • 作者:吉川 真司
  • 発売日: 2011/04/21
  • メディア: 新書
 

 

 

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