実は東条英機も、似たようなことを言っている。
伊藤隆ほか編「東条内閣総理大臣機密記録」によると、側近に語った言葉として、「国民の大多数は灰色である。一部少数の者がとかく批判的言動を弄するものである。そこで国民を率ひてゆく者としては、此の大多数の灰色の国民をしっかり掴んでぐんぐん引きずってゆくことが大切である。大多数の灰色は指導者が白と云へば又右と云へばその通りに付いてくる。自然に白になる様に放っておけば百年河清を待つものである」というのがあった。(吉田裕「アジア・太平洋戦争」80~81ページから孫引き)
ウォルター リップマンの世論を読んだ事がない方がヒトラー的宣伝手法と書いてありますけど、ゲッペルス以前にレーニンが「嘘を繰り返しせば真実になる」という事を言ってましたね。レーニン的宣伝手法をゲッペルスが盗んだと嘘言う事です
— 吉井敬人 (@exqhXeyxeeTQFVq) 2020年6月24日
本当にマトモなメディア論を学んで欲しいです。
リップマンの「世論」は、大衆民主主義を分析した基本書、らしい。
あー、けど読むのめんどくさいなぁー。佐々木毅「現代政治学の名著」の目次にあるから、まずはこれに目通すかのぉー。