馬と鹿と野と郎の日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

左派に政権交代できる台湾・韓国と、できない日本…。(ちょっと修正)

 最近はコロナのニュースを追いかけるのに必死。ツイートもコロナ一色になっている。
 しかし、素人がにわかに集めた知識では、どうも役に立たない。PCR検査の是非も、今になってもっとやるべきかどうかより、その前、ずっと前から判断と政策をミスっているようだ。
 そうであれば、もっと前から私をふくめた素人が、勉強して気を付けるべきだった。(まぁ、医療をもっと充実してくれ、とは言ったけど。)

 
 前から知っていることでいえば、感染症対策よりも政治的問題だ。安倍総理の替えがない、替えが効かないと有権者に思われているようだが、これは実に不思議なこと。

 台湾や韓国では、民主化してからまだ20~30年くらいなのに、右派と左派で政権交代をしている。日本だけ、「野党じゃダメだ」という結論ばかりに…。
 確かに立憲民主党は頼りになるかというと、微妙。最近では、初鹿議員の強制わいせつ事件があり、「調子に乗りすぎ」安住淳議員の言動があり、高井議員の緊急事態宣言を無視した外出があった。

 しかし、野党のあら探しを面白おかしく行う、「世論のまとめサイト化」によって、野党に対してはタイトな減点方式になっていないだろうか。
 日本の有権者は、すっかり「野党を育てる」とか「リベラルを育てる」という観点を失っていた。一方で、台湾やニュージーランドでは、危機に対応できたリベラル派の評価が高まっている。

 
 これまで韓国や台湾のリベラルと左派が、大したことをやってきたわけではなく、1期目の蔡英文総統は、「同性婚法制化」を実現したが、死刑廃止は実現していない(民進党はリベラル派なので、死刑制度にも反対している)。今年に入ってからも、死刑が執行されたらしい。

 韓国では、同性婚はまだだけれど、死刑執行が停止された(停止による「事実上の死刑廃止国」)。文在寅政権になってからは、ジェンダーギャップ解消も目指されて、閣僚の半分が女性になっている。
 わずかな進歩かもしれない。日本では死刑賛成派の方が多いので、死刑廃止は実績とすら思わないだろう。しかしそのわずかな違いが、新型コロナ対策で、日本と大きく差を分けたのではないか?
 台湾は今更言うまでもなく、韓国でも感染が収束してきている。いぜんとして、人口比での感染死者数は韓国の方が上回っているが、日本はいつになったら流行が収まるのか、見通しが立っていない。

 
 (北海道で流行がぶり返している。北海道は危ない。もともと地方の医療体制が空洞化しているうえに、寒冷地のため、インフラ維持に費用がかかる。近年では線路の破損事故が多発していた。遅かれ早かれ、国が大胆に予算を支える必要があるだろう。)

 

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