馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

メモ。「鬼滅の刃」“無惨様”の新しさって何だ。

togetter.com

 炭治郎、主人公がしちゃいけない顔してる!

 鬼舞辻無惨(通称「無惨様」)について、「何が新しいんだ? 昔からよくある悪のボス像じゃない」というコメントもある。たしかに、「(部下に対して)理不尽に厳しい」「すぐキレる」あたりはベタで古典的な悪の親玉だけど、それだけじゃないんだよな~。
 産屋敷家に乗り込んだ時など、「敵に対してだけは常識を発揮してドン引きする(超ダブスタ)」「自身の軽率だった行動はみじんも気にしない」とか、他にもダメな点が目白押し。こいつのダメな点を挙げていけば、それだけでまとめ一つ作れる。
 また、童磨の他人を見下す共感性のなさ、半天狗の責任転嫁と被害者意識など、他の鬼たちの外道な点も詰め合わせていて、まさにラスボスとして悪の集大成感がある。

 要するに・・・、「能書きはいい、読めばわかる」というクズ。(品薄だったコミックスも増刷されたしね。)