鉄の団結力を誇った公明党も、近年では党勢が衰えてきている。
まず、創価学会の新規信者が乏しいらしく、学会員が高齢化している。まぁ今の若者にとって、「よっしゃ、創価学会に入信したろ」という機会は少ないだろう。そして、近年の党の無定見ぶり。
いくら学会員は公明党に入れるといっても、旧オウムのようなカルト宗教でもないんで、信者をマインドコントロールしたり裏切り者を抹殺する力はない。そりゃあ、心ある学会員だったら、「今の公明党はおかしい」って思うだろうな。
あとそれから、意外に思われるかもしれないが、創価学会・公明党も「政教分離」を意識していて、学会と公明党の人事交流等はない。今の山口那津男代表も、学会の幹部職を経験していない(薬師寺克行「公明党」)。しかしそれゆえに、学会と公明党の方針が分裂しているのではないか。
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