ジョルノ、ナランチャにせよ、暗殺チームにせよ、文字だらけでそのままアニメにしづらい原作の過去話を、オリジナルシーンを入れて補完するという方向性。
ナランチャの父親は、母親の死に無関心な有様が描かれ、はっきり冷たい人間とされている。そのためナランチャは町の不良とつるむようになった…、というのは流れとして分かりやすいが、どうだろう、私としては、もともとナランチャは思い込みが激しい性格に見えた。
不良仲間と付き合えば、たいした理由もなく「大事なのは友情だ」と思い、ブチャラティの言葉と態度に感銘を受ければ、「ブチャラティという大人」に服従したがる。そこがまた、年齢より幼い印象を与えるナランチャ。