朝日新聞等、新聞記事によると、韓国ではカジノを解禁してから依存症や自殺者が続出して、対策に追われている。国際的にはカジノは立てられすぎて、過当競争の結果業績が頭打ちになっており、有名なラスベガスは危ない客を排除してきた結果、活気がなくなるという皮肉な事態になった。
今でも成功しているのはマカオやシンガポールのカジノだが、あれは中国系の富裕層を当てにしており、中国経済の「爆買い」的バブルが終わったらもうどうなるかわからない。
日本国内でいえば、さんざんギャンブル性の高さを批判されてきたパチンコが、出玉の上限規制を設けたり、細々とやれる1玉1円台を導入する流れに逆行する。
この際「ばくちを合法化するな」と固いことは言わなくても(私も競馬好きであるし)、カジノで人気のポーカーやルーレットなんて、トランプとかチップとか数点の道具があればすぐにできる。少人数のお遊びでやればいいじゃん。
安倍政権は「雇用を生み出す」「経済効果」というが、大々的に雇用を生み出すほど金が動けば、スって破綻する人も出てくるだろう。金が動けばいいのなら、麻薬の密売人だって仕事をしていることになる。
新聞記事
(ニッポンの宿題)ギャンブル依存、対策は 玄秀盛さん、三宅隆之さん:朝日新聞デジタル
もしカジノが来たら? シンガポールと韓国にみる光と影:朝日新聞デジタル
カジノ好き、でもIR法案には反対 青木理さんに聞く:朝日新聞デジタル