馬と鹿と野と郎の日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

おまけ。「第一次世界大戦後の西アジア」

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 分かりやすい図。帝国書院の高校教科書、「新詳高等地図」から転載。文字がぼやけているが、赤と紫がイギリスで、水色がフランス。

 よく知られていることだが、念のため説明しておくと、第一次世界大戦の敗北で中東に広がるオスマン帝国は崩壊した。その領土をイギリスとフランスは山分けしようとしたが、ロシア革命で発せられた「平和に関する布告」や、アメリカのウィルソン大統領の「民族自決」原則によって、もう植民地支配は時代遅れ。
 そこで、国際連盟から委任された、という「委任統治領」なる形態によって、新たな植民地支配がはじまる。毎年国際連盟に報告書の提出が必要になっただけで、事実上は植民地と同じ。日本はこれで、現在のパラオミクロネシアからなる島々を獲得。