健康不安説は事実だった。
この数か月、臨時国会が開かれず、会見すら極端に少なく、総理大臣としての存在感はなかったので、政権末期感がただよっていた。本来夏の東京五輪を花道に引退するつもりだったらしく、まぁ結局スケジュール通りか。
しかし、安倍氏は第一次安倍政権の時、「突然投げ出した」ような電撃辞任で相当マスコミに叩かれたので、それがトラウマになって「コロナ流行のさなかに辞任したら、また叩かれる」と思ってたのかもしれない。
ところが、体調悪化で政務が難しい中、「影の総理」とささやかれてきた菅官房長官ら側近が悪目立ちしていた。新聞記事によると、GOTOキャンペーンとかそこから東京除外の決定などは、菅氏のイニシアティブが大きかったらしい。
菅氏がボルマン(ナチ党官房長)状態で、仮に氏が善玉であっても、これは健全な政治状況ではない。
そういえばShin Horiさんも、春ごろ安倍首相と今井秘書官の関係を、ボルマンに例えていた。振り返ってみると、「アベノマスク」配布決定のあたりからすでに、体が怪しくて取り巻きの進言を頼りにする状態だったのか…?
記事によれば、"経済官庁出身の官邸官僚"なる人物が安倍首相に対して「国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えます」と進言したという。
— Shin Hori (@ShinHori1) 2020年4月2日
安倍さんはボルマンとかラスプーチンとか趙高みたいな面々に囲まれているのだろうか?https://t.co/s9oh48l3qd
安倍政権に対する記事は、自分でも覚えてないほど多数ある。ここでは特に一つ、失業率の改善を裏付けるとされてきた「就業者数の増大」について。