「ソ連はドイツに続いてポーランド東部に侵攻したが、プーチン氏はその事実さえ「ポーランド政府は既に地域を統制できなくなっていた」と擁護した。」(引用)
プーチン大統領の主張が、山東出兵や満州事変以降の中国侵略を、「政府が分裂状態で、国家として成立していなかった(だから日本の権益を守るためにやった)」という日本軍の主張と同じだった。
ちなみに、帝国主義の時代である19世紀には、こういう理由でしょっちゅう欧米列強が軍事介入や占領支配をしていた。ロシア帝国もまた、オスマン帝国に対して領内のギリシア正教徒の保護を口実に、二度にわたって戦争を仕掛けている(クリミア戦争と露土戦争)。
21世紀の今、こういう言い訳はもう通用しない。