バザップ!のニュースによると、日本の出生数がハイペースで減少しているらしい。少子化は20年くらい前から進んでいるので、新生児の絶対数が減っていくのは当たり前。
もっと気になるデータとして、国民一人当たりの出生率はどうなるだろうか。これは割り出されるまで、ちょっと時間がかかるようだ。
この前韓国に関連してふれたように、出生率の低下というのは、市民の価値観・行動意識を映す鏡となる。
日本も韓国もとりあえず「少子化対策」をうたって、言葉の上では「子供を産みやすい環境」を整えようとしているのが、市民はどう行動しているか。韓国では、政府が「笛吹けど踊らず」で、市民と政治のかい離が激しくなっている。
日本の場合、先の参院選でも自民党の得票数は全有権者の7分の1くらいで、消極的な勝利に過ぎなかった。盤石に見える今の政権も、意外ともろいかもしれない。