現代で、「植民地由来だから」とかなんとかそういう理由で国名を変更した国の失敗国家率高すぎなんで、フィリピンもそうなるの? っていう。:フィリピンの国名が変わるか ドゥテルテ大統領が言及し国内で議論に https://t.co/dbMCW5Vk3f
— こなたま(CV:渡辺久美子) (@MyoyoShinnyo) March 10, 2019
私の知る範囲でいうと、西アフリカのイギリス領ゴールドコーストが独立(1957年)に際してガーナ共和国になっているが、そういった例はいくらでもありそうなので、独立後しばらくしてから国名を変えた例を見てみる。
コンゴ民主共和国(旧名・ザイール)とか、ジンバブエ(旧名・ローデシア)とか。どれも極端な失敗国家だわ・・・。
現在のコンゴ民主共和国は、ベルギー植民地時代の「コンゴ自由国」から、1960年に独立。71年にザイールに国名変更。97年にまたコンゴに。
現在のジンバブエは、アフリカ南部の植民地化を進めたイギリス人セシル・ローズ(ケープ植民地首相)にちなんで、「南ローデシア」と名付けられていた。ケープ植民地首相とは、この場合植民地総督のような地位である(青木裕司「青木世界史B講義の実況中継3」294ページ)。1965年に白人政権が「ローデシア共和国」を宣言したが、国際的に承認された実質的独立は、1980年からのようだ。帝国書院「新詳高等地図」でも、独立は1980年になっている。
ムガベ元大統領は引き際を誤ったね・・・。