国民民主党の代表選に立候補した二人が、それぞれ「ベーシック・インカムの導入」(玉木雄一郎氏)「安楽死の合法化」(津村啓介氏)「同性パートナーシップ制度を支援」(同、津村氏)といった目玉政策を打ち出した。安楽死はもっと慎重に考えるべきだと思うが…、とりあえず、政策を打ち出して勝負しようという姿勢はいい。
橋下徹氏も一時期ベーシックインカム導入を検討していたが、しかしなぜベーシック・インカムなのだろう。ネットを見ると、潜在的な期待があるのはわかる。私も一時期支持していたし、悪くないと思う。
しかし、まだ諸外国で結果のわからない実験段階にとどまるベーシック・インカムを、そこまで焦る必要はない。それよりも役所窓口の水際作戦をやめさせ、一定以下の所得水準だったら誰でも受給資格があることを、テレビCMなども活用して周知徹底する。フランスのように、ガンガン宣伝する。
さらに労働意欲を損ねないように、アメリカの一部州やイギリスのように労働補助金を出す。まずはこれでいいでしょ。
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