日本代表の次の相手はセネガル。セネガルといえば、社会主義政権の名残からか、北朝鮮とも関係が深い。2010年に独立50周年を記念してダカールに銅像ができたが、制作会社は北朝鮮の国営企業。(ニアール・ファーガソン「帝国」で見たエピソードだが、あの本は適当な記述が多いのであまりソースにならない。)
セネガルの首都ダカールは、世界一過酷といわれる自動車レース、パリ・ダカールラリーで有名。というかもう、日本人とってはこれくらいしか馴染みがない。
なんでパリからダカールなのかというと、やっぱりフランスの植民地だったからだろう。かつて北アフリカから西アフリカ、サハラ砂漠のほとんどがフランスの植民地だったから、こんな無茶な企画が通ったはずだ。(ウィキペによると、さすがに今は開催地が南米大陸に移ったらしい。)
アフリカがほとんど植民地にされていた時代の地図。ヨーロッパの旧宗主国がわかりやすい。帝国書院の「新詳高等地図」から転載。