馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

アニメ「銀英伝ノイエ」9話。感想。

 話の進みがゆっくりしていたけど、ゆっくり丁寧にやるのはいいことだ。最初は1クールで野望篇までやるのかと思ったけど、このペースだと黎明編で終わりだな。
 続きは、来年劇場版でやるってよ。「尺がないなら、あとは劇場版でやればいいじゃない」という、マリー・アントワネットも真っ青の発想の転換。恐れ入谷の鬼子母神でげすよ。 
 雨に濡れたジェシカとか、ほほを染めたフレデリカとか、女性陣が色っぽかったが、それがどうでもよくなるほど、ヤンとユリアンの恋人みたいな会話にハラハラする。
原作からして、田中芳樹先生ったら、あれで「BL二次創作するな」って天然なのかダチョウ倶楽部的な「腐女子目線で見るなよ! 絶対だぞ!」ってフリなのか、と思っちゃうね。