犬沼トラノオ日記

「・・・ところで、ご存じですかね、アルジェリアの総督の鼻の下には、瘤があるのを?」(ゴーゴリ「狂人日記」)

マレーシアでもインドネシアでも、スラマッパギ。

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 シロちゃんが様々な言語でごあいさつ。マレーシア語(またはマレー語)の「スラマッパギ」(おはよう)に対し、「インドネシア語じゃないの?」というコメントがあった。
 いや実は、マレー語でもインドネシア語でも、同じ「おはよう=スラマッパギ」なのだ。
 少々解説させてもらうと、マレー語もインドネシア語も、マラッカ海峡の地域言語であるムラユ語を母体として生まれたので、ほとんど同じ。あるインドネシアで働く日本人によると、「9割同じ」らしい。
 (マレーシアはともかく、なぜインドネシアまで、たとえば首都ジャカルタのあるジャワ島のジャワ語ではなく、ムラユ語を採用したか。まず、今のマレーシアからインドネシア地域を股にかけて繁栄したムラユ王国によって、同地域ではムラユ語が今でいう英語のような共通語になっていたこと。ジャワ語は敬語表現などが複雑なため、もっとシンプルなムラユ語が「国語」に適しており、また、あえてジャワ語を選ばないことで、ジャワ人中心主義を排する狙いもあったらしい。)

 参考記事。インドネシア語について、興味深い話をしている。

インドネシアで日本人がコミュニケーションを取る言語は英語か、インドネシア語か、日本語か | ジャカルタで働く社長のブログ