犬沼トラノオ日記

「・・・ところで、ご存じですかね、アルジェリアの総督の鼻の下には、瘤があるのを?」(ゴーゴリ「狂人日記」)

奨学金破産に対して、後ろ向きの議論をしてどうする。

togetter.com

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 俺がバカだというなら、バカで結構。大事なのは、バカでも生きていける福祉を整えることだよ。

 「慰安婦」問題や北朝鮮情勢を議論するなら、バカでは困る。しかしだな、俺は俺の生活のことを訴えたんだ。そこにバカも天才もありゃしねぇだろうが。

 奨学金破産の問題も、そうやって「賢い奴だけ生き延びろ~」といわんばかりの自己責任論者によって、セーフティーネットが存在しない。
 俺自身、今の日本では、奨学金という借金までして大学に行く価値はないと思っている。大学で学びたいことがある、やりたいことがあるという人もいるだろうが、大抵の若者にとって大学とは、就職で有利になるためだ。そして、少子化による入学者減少によって、中堅大学の偏差値はだだ下がりしているし、東大とか早慶のような一流大学でなければ、就活のハク付けにならないのではないか、と思っている。
 しかしそれと、奨学金破産で苦しんでいる若者は、別問題。すでに借金が返せなくなった若者に、いまさら説教してどうなる。湯浅誠氏が言うように、自己責任論は後ろ向きの議論だ。