犬沼トラノオ日記

「・・・ところで、ご存じですかね、アルジェリアの総督の鼻の下には、瘤があるのを?」(ゴーゴリ「狂人日記」)

印籠を期待する日本人?

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 ところで、ひさしぶりに大口歩也氏のブロマガの記事を見たが、

「要するに、どちらが悪いかといえばどちらも問題があったとしか客観的には評価できないわけですが、現在の韓国ではこの武装して立てこもった学生らの行動が美化され、逆に斗煥元大統領が完全に悪役となっているのです」

 という単純にして平板極まる評価に、「俺の言ったことを再確認させてくれるとは」と思った。なるほど、北朝鮮金王朝が今も安泰なのは、平和的で従順な、「問題ない」国民で構成されているからだ、と分かった。

 笑い事ではなく、意外と根の深いメンタリティーかもしれない。何しろ日本では、歴史上最大規模の対外戦争になった先の大戦でも、昭和天皇の「聖断」で決着した歴史を持つ。

 自分の力で何とかするのではない、「平和的にやる」という名で耐え忍び、水戸黄門が印籠を出して解決してくれるのを待つ・・・、というのが日本人かもしれない。