馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

國分功一郎氏インタビュー

bunshun.jp

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 國分功一郎氏の新刊、「中動態の世界 意志と責任の考古学」の話など。本のタイトルだけ見たら確実にスルーしていたと思うが、身近なテーマを絡める語り口で面白かった。
 自分の「自由意志」か、「強制された」のか、その二項対立では、こぼれ落ちてしまう問題群。乱暴な分類(決めつけ)に抗いたい気持ち、というのは、哲学と全く無縁な日常でも、いろんな人にモヤモヤとあるものだろう。